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我が家の汚水枡を探検仕組みを知って意識が変わった話

普段、蛇口をひねれば水が出て、使い終われば勝手に流れていく。そんな当たり前の日常を支えている排水設備について、深く考えたことはありませんでした。しかし先日、ふとしたきっかけで自宅の「汚水枡」の存在を知り、その仕組みに興味を持ったのです。思い立ったら即行動、ということで、自宅の敷地内にある汚水枡を探してみることにしました。庭の隅や駐車スペースの片隅に、いくつかコンクリート製やプラスチック製の小さなマンホールのような蓋があるのを発見。これが汚水枡か、と初めてまじまじと観察しました。一番手前にあった蓋を、マイナスドライバーを使って慎重に開けてみると、そこには配管が接続された空間がありました。ちょうどキッチンで水を流してみると、その枡の中に勢いよく水が流れ込み、底にある溝を通って次の枡へと流れていく様子が見えました。これが教科書で見た「インバート枡」というものか、と納得。次に、キッチンの排水が最初に流れ込むであろう枡を開けてみると、そこには水が一定量溜まっていて、独特の臭いが少ししました。これが臭気上がりを防ぐ「トラップ枡」の仕組みなのですね。実際に自分の目で見て、排水がどのように処理され、流れていくのかを知ると、今まで何気なく流していた油汚れや小さなゴミに対する意識が変わりました。「この油が、あの枡の中で固まって詰まりの原因になるんだな」「髪の毛も、ここで引っかかって溜まっていくのか」と、具体的に想像できるようになったのです。汚水枡は、決して見た目が良いものではありませんが、私たちの生活排水を適切に処理し、衛生的な環境を保つために不可欠な設備です。その仕組みを知ったことで、排水への感謝と、もっと大切に使おうという気持ちが芽生えました。皆さんも、一度ご自宅の汚水枡を探検してみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるはずです。

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