挑戦キッチン蛇口付け根のぐらつきを自分で直した日
最近、我が家のキッチンの蛇口が、レバーを操作するたびに付け根からグラグラと揺れるのが気になっていた。洗い物をするたびに感じるこの不安定さ、なんとかならないものか。業者さんを呼ぶほどでもないような気もするし、ここはひとつ、DIYで直してみることにした!善は急げと、まずはインターネットで情報収集。「蛇口 付け根 ぐらつき 直し方」で検索すると、どうやらシンクの下にあるナットが緩んでいるだけのことが多いらしい。これなら自分でもできそうだ!必要な工具は…モンキーレンチ?我が家にあったかな…工具箱を探してみると、残念ながら見当たらず。仕方がない、ホームセンターへ買い出しだ。ついでに、暗いシンク下を照らすためのヘッドライトも購入。これで準備は万端!家に帰り、いよいよ作業開始。まずはシンク下の扉を開け、ぎっしり詰まった鍋や調味料ストックをすべて引っ張り出す。これが意外と重労働…。ようやく現れた配管スペースに頭を突っ込み、懐中電灯で蛇口の真下あたりを照らす。あった!給水ホースの根元に、大きな銀色のナットが見える。これを締めればいいんだな。早速、買ってきたモンキーレンチをナットに合わせ、時計回りに力を込める。…ん?固い!びくともしない。体勢もきつい。仰向けになりながら、狭い空間で腕を伸ばして力を入れるのは想像以上に大変だ。汗が噴き出してくる。もう一度、渾身の力を込めて回してみる。…グッ。少し動いた!そこからは、少しずつ、少しずつ、ナットを締め込んでいく。締めすぎると良くないらしいので、適度なところで止めて、一度蛇口を揺らしてみる。おお!さっきまでのグラグラが嘘のように、しっかりと固定されている!やった!達成感で、シンク下の狭い空間で思わずガッツポーズ。かかった時間は約1時間。費用はモンキーレンチとヘッドライト代で二千円ほど。業者さんに頼むよりずっと安く済んだはずだ。大変だったけど、自分で直せた喜びは格別。これでまた気持ちよくキッチンに立てる。DIY、ちょっとハマるかもしれないな。