室外機の水漏れ、放置するとどうなる？

エアコンの室外機からの水漏れ、少量だからと放置していませんか？実は、室外機の水漏れを放置すると、様々な問題が発生する可能性があります。ここでは、室外機の水漏れを放置することの危険性と、早期対処の重要性について解説します。まず、室外機の水漏れを放置すると、「室外機自体の故障」につながる可能性があります。水漏れの原因がドレンホースの詰まりである場合、詰まりを放置すると、ドレンパンに水が溜まり続け、溢れ出てしまいます。この水が、室外機の内部に侵入すると、電気部品のショートや、金属部品の腐食を引き起こし、故障の原因となります。次に、「建物の腐食やカビの発生」につながる可能性があります。室外機から漏れた水が、建物の外壁やベランダなどに付着し続けると、建材が腐食したり、カビが発生したりすることがあります。特に、木造住宅の場合は、腐食が進むと、建物の強度低下につながる可能性もあります。また、「近隣トラブルの原因」となる可能性もあります。例えば、マンションやアパートなどの集合住宅では、室外機から漏れた水が、下の階のベランダに流れ落ち、洗濯物を濡らしたり、騒音の原因となったりすることがあります。さらに、「電気代が上がる」可能性もあります。水漏れの原因がドレンホースの詰まりである場合、エアコンの冷房効率が低下し、電気代が上がる可能性があります。そして、「衛生面にも悪影響」を及ぼす可能性があります。ドレンパンに溜まった水は、ホコリやゴミ、カビなどが繁殖しやすく、悪臭の原因となることがあります。これらの問題を避けるためにも、室外機の水漏れを発見したら、早めに対処することが重要です。ドレンホースの詰まりであれば、自分で掃除することもできますが、原因が分からない場合や、自分で対処できない場合は、専門業者に点検・修理を依頼しましょう。室外機の水漏れは、放置すると、様々な問題を引き起こす可能性があります。早期発見・早期対処を心がけ、快適なエアコンの使用を維持しましょう。